株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強
株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強 株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強
調査設計業務について
 
 
1.業務内容紹介
 
◆仕事の仕方
 
大学卒業当時、「将来の目標は、現場を経験して設計業務に従事すること」と若くして思い、その目標を達成するには、ゼネコンが最適と建設会社を受験しました。就職難の中、運良く希望通りに就職することができ、高速道路・港湾工事の現場を歩かせていただき、現場測量、仮設計画、現場管理などを実務として経験することができました。転勤が続く中、ゼネコンでの限界を感じ、設計への思いが強くなり、縁あって、福岡のコンサルタント会社に入社することができました。新しい会社で、設計を知らない自分にとって勉強、勉強の日々でした。

小さな会社だったので、色々な設計を経験しました。ため池の設計、道路の詳細・予備設計、河川の河道計画・詳細設計、地すべり対策の設計、橋梁設計、道路構造物の設計、樋門、樋函の設計、堰の設計、土捨て場の設計、仮設計画、施工計画などです。しかし、比重は、橋梁設計関係が多く、現場の経験も橋梁工事が長かったので、独立後は、橋梁関係を主に設計を行ってきました。最近は、減ってきましたが、現場に行って、施工計画をイメージして計画を補助するのが、とっても楽しい時間でした。今でも、山岳地や現況拡幅工事などの現況取り合いの複雑な橋などは、現場を必ず見るようにしています。

また、会計検査時に、設計思想、根拠、などを想定して、お客様といっしょになって、その決定根拠を明確にすることを大切にしています。双方向の知恵を出し合うことで、質の高い成果品作りを目指しています。納品時は、チェックシートを同時提出しています。
株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強
 
◆得意分野
 
1)橋梁下部・基礎設計  
   
(1)元請時代に思いましたが、下請けが得意とする外注業務を有効に活用します。  
昨今は、事業量自体が減少していますので、会社の収益も厳しいものがあると思います。外注費にしても、作業の分担にしても、さらなる協力会社との関係が重視されるようになってきたように思います。
株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強
●本体図面、数量作成
●仮設計画と仮設計算、図面、数量作成
●構造計算(動解含む一連計算)、各種検討業務
●構造系の比較計算(杭径含む基礎形式の選定、橋台位置の選定、橋台回り仕上げの検討、下部工形状決定用下部工線形要素資料作成)、支承形式(動解含む)の選定
●基礎資料の作成
上記に書きました力仕事となる部分を応援します。国交省、NEXCOなどの仕様に合わせた設計に対応しています。
(2)実務をふまえた提案ができます。プロポーザル提出時、実務者としての参考意見を聞くと現実的な問題点などを早期に把握できます。
(3)納品前に、他実務物件の照査を外注いたします。特に、内部にて設計計算などをした場合、その照査を会社内部で行える場合を除き、成果品の質を向上させるために、クロス照査を実施します。相互理解の上、より密度の高い成果品の納入を目指します。
 
2)動的解析
株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強
JIPテクノサイエンス㈱、㈱フォーラムエイト、㈱総合システム様のプログラムをメインに、上部工、下部工の形状に合わせて、プログラムを選定します。曲線橋、ラーメン橋台、ラーメン橋脚などにも対応し、二次元、三次元解析にも対応します。(ただ現在のところ上部工一体モデルの実績は、ありません)
3)耐震補強設計
既設橋の耐震補強設計は、架設年度、設計示方書の違いで、作業内容の増減が不確定です。現橋の復元設計、現橋の耐力照査、耐震補強と新設橋以上に手間がかかるケースが沢山あります。私どもは、お客さまとの関係を密にして、プラスαの作業を納得のいくまで、やっていきます。設計の方針も設計者の考え方で、色々な方向性があります。新設橋以上に大変な部分もありますが、貴重な資産を有効に機能させるため、また安全性の向上のため喜んで、取り組んでいきます。この耐震補強では、動的解析で、決定するケースが多いので、各計算モデルをお客様と一緒になって、追及していきます。古い橋には、芸術的な形状も多々あり、モデルの作成も楽しみの一つです。今は、実モデルに近い表現を心がけています。今後もお客様と一緒に、成長させていただきたいジャンルです。
4)道路構造物
(1)函渠工は、部材計算から函渠工の長さ、翼壁の形状などを検討して、函渠工の一般図の作成から行います。国交省、NEXCOなどの仕様に合わせた設計に対応しています。
(2)擁壁工も取り合いから、計算まで現地との取り合いに配慮した設計を行います。
   
   
 
2.実績紹介
株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強
過去の実績は、業務内容の守秘義務があるために、表記することができませんが、今まで、お世話になっている方々の思い出の設計物件をイメージとして、電子ブックで見ることができます。是非、覗いてください。(皆様のお陰様で、今日があります。この財産を見ながら、いつも初心に戻り、謙虚に仕事に取り組みたい と思っています)
 
 
3.いままでにご迷惑をおかけしたミス
これまでに、大きなミスを何度がしました。
●座標計算が間違い、図面に間違った座標値を記入していた。(線形計算のチェックミス)
●配筋図の本数カウントミス(図面の表現が悪く、カウントできない断面があった)
●数量計算のミス、表現の悪さ指摘
●設計作用力の入力ミス、地盤定数の入力ミス、鉄筋径または本数の入力ミス、上部工慣性力の入力ミス、許容値の入力ミス、out表示の見落とし、プログラムスイッチの選択ミス・・・
●チェックシート提出遅れにより、現場発注分の変更
現在、初心にもどり、クロスチェック、照査の充実にエネルギーを注いでいます。
 
 
4.現在の照査方法
 
(1)設計条件、設計思想、納期の確認  
お客様と双方向での確認を強化しています。  

 
(2)計画・設計業務
担当者を含め、初期段階から計画が固まり、最終納品まで、定期的に設計思想の確認をみんなで行い基本的なミスを防いでいます。また、基本項目チェックの確認をしています。また、設計担当者は、入力作業が終わるたびに、入力項目のチェックを行い。日付とチェックマークを記入し、データとして記録します。そのチェックシートをもとに、別のスタッフが再確認を行っています。最終成果品に対しても、同様にチェックマークの記入を行い。データとして記録します。  

(3)図面作成・数量計算作成業務
構造寸法、形式、応力計算が終了後、配筋要領図をもとに、図面を作成していきます。特殊条件があれば、その都度、客先と確認を行います。図面、数量とも最終版にて、クロスチェック(赤、青でダブルチェック)を行い、チェックシートをデータとして記録します。  

(4)納入時は、成果品とチェックシートを同時に収めます。  
設計上のミスは、多大な損失となります。当然ながら、照査には、時間を割いています。照査には、時間をかけ違った人がチェックするのが、理想ですが現実は、納期との関係で、突貫になることも多々あります。当社の協力会社様といっしょに、集中力を失わないように、取り組んでいます。
株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強
   
   
 
5.お客様の声
 
守秘義務が重要な仕事の特質上、お客様のお声を載せることはできませんが、まだまだお褒めのお言葉をいただける状態では、ないかもしれません。一品一品内容の違うものに、これで良いという線引きが難しいのも事実です。ただ最善を尽くし、お客様と一体化した成果品の納品を心がけています。これからも、より一層お客様のご期待に沿えるよう、また期待値以上の成果品を提出できるよう日々学び、研鑽に努めていきます。是非、継続したご縁、そして新しい出会いをいただきたく、心から念じております。
 
   
株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強
   
橋梁・道路構造物・一般土木・補強計画設計:照査業務:施工計画
 
株式会社長野設計事務所,橋梁下部,道路構造物,擁壁工設計,函梁補強 〒814-0123 福岡市城南区長尾2-15-11
tel:092-526-5756 fax:092-526-6326