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◆長野輝和の履歴 |
中学生の頃、石原裕次郎・三船敏郎の「黒部の太陽」を見て、建設技術者にあこがれる。
佐賀大学理工学部土木工学科に入学、現場を経験し、設計業務に従事することを決意する。 |
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1) 昭和52年4月~昭和58年7月 |
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株式会社大豊建設に入社(オイルショックのため就職難:大豊建設様に感謝!)。 |
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・中国自動車道火神城工事事務所勤務:橋梁工事、函渠工事、道路工事経験
・浜田漁港工事事務所勤務:港湾工事、県道一般橋梁工事経験
・中国自動車道浦石工事事務所勤務:橋梁工事、擁壁工事、道路工事経験、仮設構台、索道、タワークレーン現場(難易度大)、 |
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※ 山の中での飯場生活開始、休みの日は、広島まで遊びに行くかたわら、道沿いの高速道路現場にて、工事中の写真を撮りまくる(後日設計に役立つ)。
※ 火神城の現場で、朝起きると1mの積雪、工事は、中止!先輩に誘われスキー板を購入。広島でスキーができるなんて、想像もしていなかった。
※ 現場経験と会社の仕組みの中で、一般土木の設計業務は、コンサルタント系の会社でなければできないと知る。恩師の紹介で、博多の会社に入社することになる。大豊建設の方々には、大変お世話になりました。そして、すばらしい経験をさせていただきました。工事現場の規模も大きく、すばらしい思い出でいっぱいです。最高の時間を過ごさせていただきました。今も数人の方とは、お付き合いがありますが、多くの方が退職されています。時の速さを実感しています。 (感謝!) |
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2) 昭和58年8月~昭和63年12月 |
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株式会社近代技術コンサルタント入社退社 |
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・元請として設計業務に従事する。
・色々な業務を経験:橋梁設計、道路設計、道路構造物設計、樋門・樋函設計、地すべり設計など |
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※ 設計実務の経験がないので、自分の得意な施工計画面から入り込みました。橋梁全体一般図を作成したときには、工事施工概要や借地の必要性また施工性なども同時に提案、早期に設計の全体像を見せることにより、発注者との関係がスムーズに行きました。又現場経験を生かし、具体的な施工の話ができました。先輩方には、設計をリードしていただき、ご指導を受けました。
※ どの世界でも、第一に必要なスキルですが、コミュニケーションのスキルは、とっても大切だと、業務打ち合わせを通じて感じました。
※ 元請業務を通して、外注業務(下請け発注)が沢山あり、またその品質によっては、会社の質が問われることを体験しました。発注業務も多い時期でしたが、私も下請けとしての業務を身に着けたいと思い、独立を決意しました。近代技術コンサルタント様では、沢山の勉強をさせていただきました。 「会社を下支えする」という立場で、応援できればと思っていました。 |
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3)平成元年2月自営業として、独立 |
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独立当初は、計画、設計業務を中心に仕事を請けていました。橋梁部門を得意とする私の先輩のいる会社に従属し、今まで以上の教育と指導を受けることができました。
約10年間は、共働きと娘3人の世話もあり、個人自営業者として一人で、仕事を請けていました。平成10年に、このままの状態でいいのかを問い、仕事の内容をもっと広げたい、そのためには、一人では限界がある。との問いに、図面、数量などもっと細かな分野にもチャレンジしたいと2~3名で、スタートしました。
「品質を保つためには、直営で」とやってきました。しかし、3年前に図面、数量などのミス・クレームが多発し、その原因を追究していくうちに「仕事量の多さに、十分なチェックができていない現実」。さらに、「60点で合格なら60点でいい、残業を減らそう」「チェックは、1回すればいい」なんて今では、考えられない異状な風景に気づかされました。もし、クレームが無かったなら、この異状な風景に気づかず、致命的なクレームを発生させていたかもしれません。さらに、直営主義の限界にも気づかされ、今は、理念を共有できる5社の協力会社を得て、チームとしての仕事作りに、新しい風土が養われています。
お客様のご縁、協力会社のご縁、一番は、スタッフとその家族のご縁のお陰様と「感謝」で一杯です。 |
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4)平成22年1月 法人登録 株式会社 長野設計事務所となる。 |
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この厳しい時代に突入し、新期事業の見直し、仕訳け作業などによる事業全体の停滞、公共事業に対する厳しい世論、大学の専門学科の縮小や閉鎖、若い人たちに魅力を感じさせない業界・業種、淘汰されていく業界、インフラ整備の充実など向かい風をもろに受ける業界・業種になりました。その中で、この業界に身を投じた技術天職集団として、後継者の育成を考え、社会に貢献できる組織としての会社を継続させたいとの思いで、この1月法人化にしました。
先の読めない厳しい時代に突入していますが、社員一同初心に戻り、今与えられた仕事に全力投球し、お客様との信頼関係が深まるように、取り組んでいきます。
これから先の、業界の見通しは、厳しいものですが、変化に対応できるようお客様と「共に学び、共に育つ」のビジョンを実践していきたいと思います。 |
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